福岡から列車と船を乗り継ぐ、唐津・高島の1日。
福岡に来るのは、これが少なくとも3回目。市内の定番から少し行動範囲を広げ、空港から列車で唐津へ、さらに船で高島へ渡ることにした。
JALモバイルの年1回クーポンを使い、通常7,000マイルの「どこかにマイル」は往復1,500マイルになった。行き先が決まったところから、まだ知らない福岡周辺を探す旅が始まった。
城から見渡す唐津の街。
一番印象に残ったのは、名所の数より移動の変化だった。飛行機から列車へ。都市の景色から海へ。桟橋から船へ。わずか1泊2日でも、乗り物をつなぐたびに日常から離れていく感覚があった。
1,500マイルで、朝いちばんの飛行機旅へ。
往路は羽田6時25分発。始発では余裕が少ないため、今回はUberで空港へ向かった。支払額は13,940円、還元1,786円を差し引くと実質12,154円。特典航空券を使うときも、自宅から空港までを含めた総額で考えたい。
朝5時台の羽田は営業中の店がまだ少ない。開いていた売店で、おにぎりとオレンジジュースを買って搭乗を待った。早朝便を使うなら、朝食はこのくらいの選択肢を想定しておくといい。
車窓の海が、唐津までの90分を旅に変える。
福岡空港から唐津までは直通で約1時間30分。乗り換えがなく、市街地を抜けると海沿いの景色が始まる。
車窓に海が現れるころには、移動そのものが観光になっていた。目的地へ着く前から、東京の日常が少しずつ遠ざかっていく。
唐津の中心部は、駅、商店街、川、城、桟橋が比較的まとまっている。短い滞在でも歩いて街の輪郭をつかみやすく、船の時刻を軸に一日の予定を組みやすかった。
人里を離れ、小さな船で高島へ。
宝当桟橋から高島へ渡る船は、海との距離が近い小型船だった。短い航路でも、陸路から海路へ変わるだけで旅の景色は一変する。港を離れる音と航跡まで含めて、この日のハイライトになった。
高島へ着くと、狭い道、住宅、畑、港が続く静かな集落の時間に変わった。宝当神社と港を見ながら、何も急がずに歩く。食事や買い物は唐津側で済ませ、島では静けさと船旅を楽しむ組み方が合っている。
唐津城から、海と街を見渡す。
唐津城は、街と海を一度に眺められる唐津観光の締めにちょうどいい場所だった。
入館500円、エレベーター100円。天守から街と海を見下ろすと、虹の松原まで含めた唐津の地形がよく分かる。雨が近づいてきたため、今回は城からの眺望を中心に楽しんだ。
城、海、松原、島を一日の中で無理なくつなげられるのが唐津のよさだった。見どころを大量に消化するより、船の時間を中心に組み、城からの眺めで一日をまとめるくらいがちょうどいい。
映画とコーヒーで、旅の余白を楽しむ。
昼は佐賀牛のローストビーフ。雨が降ってきた午後は観光を早めに区切り、ちょうど上映時刻が合った映画へ入った。予定を決めすぎていなかったからこそ選べた過ごし方だった。
夕食は「だるま」の高菜ラーメンと替え玉。朝から列車と船で動いた一日を、博多らしい一杯で締めた。
博多駅近くに泊まり、翌朝の空港へつなぐ。
宿はナインアワーズ博多駅。男性1名のスタンダードプランで3,630円だった。翌朝7時の便に合わせ、博多駅から空港へ動きやすい立地を優先。短時間の滞在で寝る場所を確保する、という今回の目的には合っていた。
唐津・高島1泊2日、旅費総額を公開。
以下は本人の支出メモを項目ごとに再計算したもの。航空券は往復1,500マイル。ナインアワーズ博多駅の宿泊費3,630円を含め、金額を確認できた支出をまとめた。
| 分類 | 内容 | 金額 |
|---|---|---|
| 交通・移動 | Uber実質12,154円、定期船、水上タクシー、唐津往復など | 15,854円 |
| 飲食 | 朝食2件、佐賀牛、水、ラーメン、自販機、カフェラテ | 6,456円 |
| 観光・娯楽 | 唐津城、エレベーター、映画 | 2,100円 |
| 宿泊 | ナインアワーズ博多駅・スタンダードプラン | 3,630円 |
| 日用品 | 歯ブラシ | 100円 |
| 唐津旅行の記録総額 | 28,140円 | |
宿泊費を含む記録総額は28,140円。映画1,500円とカフェラテ650円を除いた旅行本体は25,990円になる。マイル以外の航空券関連費用は、金額を確認できたものだけを集計した。
マイル交換としては強い
通常の航空券と自宅―空港の往復を合わせると約25,000円強、という事前比較だった。今回は現金を約1万円抑えた見込みで、使ったのは1,500マイル。単純計算なら1マイル約6.7円の価値になる。
金額面では魅力的だった。いっぽう、行き先と便を選べず変更もできないため、出発時刻や空港アクセスまで無理なく組めるかを確認してから使いたい。